社会保険に入りたくないという従業員て結構いる。

投稿日: カテゴリー: 社会保険の豆知識

社会保険未加入の会社が79万社くらいあり、加入できるのに、未加入になっている人が300万人くらいいる・・・というのが今の現状です。

まるで会社にしか非がないような言い方ですが、

社労士をやっていると結構ある相談

「本人が入りたくないと言っている。」

そうなのです。

「手取りが減るのが困る、嫌だ」

という理由で、本人が拒むケースというのが結構あります。

厚生年金は国民年金と比べて高いですから嫌がる方も多いですし、「年金制度は信じてないから!」とおっしゃって絶対に払いたくない、払うくらいなら辞めてやると言い張る方もいらっしゃいます。

年金は、将来もらえるお金が変わること・払っていれば障害年金などの制度があるのですが、自分がそうならないとあまりメリットを感じませんよね…

社会保険の重要性とは…

社会保険の、国保にはない制度として、なんといっても

「傷病手当金」と、産休~育休時の保険料免除、出産手当金。

「従業員が、病気で長期入院」などの話があると、まず真っ先に社保加入の人かどうか確認します。

  • 「入っている」場合

    とにかくひとつほっとします。

    会社としてできることが、とても大きくなるからです。

    例えば、傷病手当金は、労災ではなく、私傷病で出ます。大体給与の2/3出るわけですから、かなり大きな額です。

    いざというとき、休職命令を出すのも出しやすくなりますし、何より、大事な従業員が不慮の事故などで働けなくなってしまっても、収入が0にはなりません

    会社にとっても本人にとっても、大きなメリットなんですよね。

  • 事業主のミスや、本人の意思で入っていない場合

    本人が健康保険からもらえる金額・・・すべてもらえません。

    その期間もらえるはずだったお金(1年半分の、月給給与の約2/3)、その損害賠償で済めばいいですが、それがきっかけで、さかのぼって加入せよという事になったら・・・・

    社員全員、過去に遡って加入させなければなりませんね。

    たしかに、社保料は高いですが・・・・・・・・・・